総合入試の方へ

 2011年度から北大が導入した総合入試制度。さらに2015年度からの11段階の相対評価制になったことで更に難化したこの制度によって、より勉学に力を入れる学生が増えた一方、部活を選ぶ学生が少なくなったようです。「ラグビー続けたいけど、行きたい学部行くには部活をしている暇がない」、「勉強以外のことをする余裕が無い」等々。ですが、部活に入る=勉強が危うくなる、 というのは間違いだという事をこのページで知ってもらおうと思います!

○今年の総合入試(新2年目)結果
 
 今年の6人の総合入試入学者の移行先は工学部3人、農学部2人、医学部1人となっています。6人全員が自身の興味のある学部学科に移行することができ、今後の学生生活に大きな期待を持てる結果となっています。

○総合入試の感想

・総合理系 高井 浩哉君の場合(2015年度入学)

 僕は生物系の勉強がしたかったので、この北海道大学に総合入試で入学しました。実を言うと僕は高校の3年間帰宅部で全くと言っていいほど運動をしていませんでした。そのため僕みたいな初心者にはラグビーができるわけがないと最初は思っていたのですが、調べてみたところ2015年にはワールドカップが開催されるとあったので、新しいことへ挑戦する良い機会だと思い、不安を抱えながらも入部しました。
 先輩方から授業の過去問や教科書をいただくことや、同期の友達との助け合い、情報交換もあり、実は部活に所属することは、部活をしていない人よりも条件的には有利であったのではないかと1年を終えた今は思います。
それに加えて僕の場合は「部活をしているから部活をしていない人に時間的に遅れをとってしまう。」という恐怖心から家で勉強を欠かさないサイクルが出来たので、部活に入ったことで自分自身を律する生活習慣ができたと思います。
 そんな環境等があったこともあり、僕たちの学年から導入された11段階の相対評価の荒波に呑まれることなく人気の農学部の応用生命科学科に移行することができました。結果論ではありますが、僕自身は大学で積極的に新しいことにチャレンジしたことで、現時点で僕は成功していると感じています。





 ・総合理系の吉原 光さんの場合

 私は総合理系で北大に入学しましたが、秋頃まで自分のやりたい事がわからず、学部をなかなか決められませんでした。しかし、ラグビー部にいる様々な学部に所属する先輩方の話を聞き、それがきっかけで自分が大学で勉強したい事を見つけることが出来ました。

 部活をしていると勉強時間が少なくなり、良い成績が取れないのではないかと思われがちですが、そうではないと思います。実際、私の年目には3.9近いGPAを叩き出した人もいます。単位や良い成績の取りやすい授業を教えて貰ったり、授業のノートやデータ等を見せて貰える点では、部活をしていない人よりも有利であると言えます。さらに、進路の相談や先輩のツテを頼って研究室訪問をすることも出来るので、移行する学部で悩んでいる人の手助けにもなります。

 総合理系という入試制度では一年次の成績が重要になりますが、それが理由でラグビー部に入ることを諦める必要はありません。私達と一緒に頑張りましょう!




○ラグビー部入部すると・・・?
・先輩に実際の学部の勉強内容や進路について気軽に相談することができる!
 ラグビー部には医学部医学科以外すべての学部に部員がいます。(院生も含む)

・テストの過去問が入手できる!
 大学のテストでは、毎年同じような問題がでる授業が多いので過去問を入手することは、良い成績への近道であること間違いなしです。

・先輩から教科書がもらえる!
 大学の教科書は高価なものが多いので、これを無料で手に入れることは一人暮らしの人にとって大変嬉しいことです。特にラグビー部には過去にとらわれない人が多いので、惜しげもなく後輩に教科書をあげるでしょう(笑)

教科書を広げていると、先輩方が助けてくれることも!

・単位のとりやすい授業や良い成績のとり方が聞ける!
 大学の授業内容は教授によって大きく差があり、成績評価も教授によってさまざまです。だからこそ先輩から聞ける授業の情報はとても重要です。

・総合入試仲間ができる!
 同期に総合入試の人がいると、情報交換ができたり、一緒に勉強をがんばったりすることができるので一人でがんばるよりも良い成績がとれるはずです。

クラス以上の強い繋がりがある同期がいるのは心強いです!

・部活を気にせず取りたい授業がとれる!
 総合入試に限らず、ラグビー部は大学生の本分は勉学にあると考えているので、平日の練習が授業とかぶった場合は授業を優先することができます。



 いかがでしたでしょうか?部活に入っても、いえ入ってこそ総合入試制度を乗り越えられることが出来るのです。このページを読んで下さった新入生の皆さんの不安を少しでも和らげられたなら幸いです。是非一緒にラグビーをやりましょう!


文責・構成:高井 浩哉    



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