北大ラグビー部では監督・部長やコーチに相談して助言をいただいたりはするが、基本的に学生主体で運営されている。チームの強化を担っているのは主将・副将・主務・ウエイトリーダー・2,3年目のリーダーで構成されるリーダー陣。
北大ラグビー部は学生主体のチームなので、どんな練習を行っていくかは毎週のリーダー陣によるミーティングによって決められていく。当然メニューも自分たちで考え、また部員達の意見を反映させながら改良されていく。
北大ラグビー部はスポーツ推薦等の入試制度がない国立大学でありながら、全国大学選手権への道が開かれている全国でも稀なチームである。
現在は北海道地区リーグ1部に所属している。このリーグで1位となれば、東北地区リーグ1位の大学と北海道・東北代表決定戦を戦う。北海道・東北代表と なった大学は、九州リーグ1位、および東海北陸・中国四国地区の代表計3チームでの総当たり戦であるファーストステージに進める。このリーグで1位になれ ば、関東対抗戦・関東リーグ戦・関西リーグ戦の各リーグ上位5チーム計16チームで、4組に分かれた総当たり戦であるセカンドステージ、さらに各組1位同 士でトーナメント形式のファイナルステージへと進める。
北大の戦績は、近年では2007年、2011年に北海道で優勝、2008年、2010年には関東第五代表決定戦まで勝ち進み、あと一歩のところで敗れ た。(ステージ制導入は2013年度シーズンから)しかし大学選手権まであと一勝まで迫ったという事実は、部員たちの大きな原動力となっている。
北海道地区リーグ1部で2位となった場合には、正月に瑞穂で行われる全国地区対抗大会へと出場する。こちらも全国大会であり、全国各地区の強豪大学と戦う。
(写真左)北海道大学ラグビー部の代名詞である深緑と黒の横縞の1stジャージ
(写真右)04年の80周年記念で製作された白を基調とした2ndジャージ
北大ラグビー部は札幌キャンパス内にラグビー場をもつ。1年生の授業のある教養棟からは自転車を使えば、1分もかからないで行ける。練習後は体育館かサークル会館でシャワーを浴びることができる。
北大には札幌キャンパスと函館キャンパスがあり、水産学部の学生は3年次からは函館キャンパスに移行する。週末に札幌に戻ってきて、部活を続けている水産生も多い。その苦労は計り知れないが、そんな彼らの熱意が北大ラグビー部の原動力となっているのは間違いない。
北海道が誇るラグビー専用スタジアム。整備の行き届いたとてもきれいなスタジアムで、トップリーグの試合なども行われる。毎年北海道リーグの最終節は月寒で行われていて、部員たちはそのピッチに立つことを夢見る
。
北大ラグビー部には帯同するストレングスコーチがいないため、こちらも学生主体で行う。メニューは2人組のペアで行い、フォームの説明や修正等を行いながら、お互いが高めあう環境を作って行っている。
北大ラグビー部のラグビーバック。1stジャージと同じカラーリングで、"HOKKAIDO UNIV. RUGBY"の文字とエンレイソウがあしらわれている。
北大ラグビー部では全体の行事が、新歓・前期納会・後期納会・追いコンの4回行われる。1次会は全体で行い、最後には全員で部歌を歌う。2次会以降はポジションごとに分かれて行動する。
正式名称は体育指導センターで、体育館と共にウェイト時に使用できる施設である。札幌キャンパス内の恵迪寮の隣に位置し、練習するグラウンドからも近く、本格的な器具が揃っており、充実したトレーニングを行える。また、
毎週の全体のミーティングもここで行われる。試合のビデオを見るための設備がある。
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