グラウンドの人工芝化プロジェクトについてのご報告


 日頃より北大ラグビー部の活動にご理解、ご協力いただきありがとうございます。

 ラグビー部は現在、北大農場横のラグビー場で日々練習に励んでおります。かねてより部員一同、北大のグラウンドの現状に問題があると考えていました。地面の凹凸、破傷風を起こすこともあるほど衛生面に問題のある土、水はけの悪さが特に懸念されています。

 ラグビー部のOBの方々は、北大のグラウンドを人工芝化できないかと以前から検討していました。サッカー部も、グラウンド改良を目標とした活動をしていましたが、資金面や大学側の合意が得られないなどの理由で、断念したという経緯があります。そこで、より多くの関係者で大学側へ働きかけていこうということで、2011年1月からラグビー・サッカー両部の現役部員・OBが定期的に会合を開き、北大のラグビー場を人工芝化しようと話し合いを進めています。7月からは同じグラウンドを使用している男女ラクロス両部にも話し合いに参加していただき、人工芝化に向けた活動を活発化させています。

 現在まで、大学への働きかけとして、ラグビー部・サッカー部・男女ラクロス部主将連名のグラウンド人工芝化の要望書の提出を行っています。ただ、費用が高額であり、予算の関係から、なかなかすぐには実現できないと考えられます。事実、人工芝化は決まっているわけではなく、大学側に予算を組んでもらうことを目標に活動しているのが現状です。

 OBの方々には寄付金のお願いもしています。ラグビー・サッカー両部はそれぞれ500万円、男女ラクロス部はそれぞれ100万円の寄付を各部の関係者にお願いしています。すでにサッカー部は目標額をほぼ達成したそうですが、ラグビー部は目標額に遠いのが現状です。

 私たち学生としましては、ラグビー・サッカー・男女ラクロス各部が合同で、学生支援課への働きかけをさらに進めることなどを考えています。2011年中には合同で要望書を提出する計画です。今後は定期的に活動内容や意見を大学側に報告することなども検討しています。

 人工芝のグラウンドが完成すれば、競技環境が良くなり、怪我が減ることが見込まれます。現在の凹凸の激しいグラウンドでは、捻挫などの怪我が多発しています。現状のグラウンドでは厳しいですが、北大のグラウンドで各種大会を開催できるようにもなります。地域と大学の連携を図るという観点からも有意義です。

 まだグラウンド人工芝化のプロジェクトは始まったばかりです。関係者の皆様のご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げます。

雨が降った後のグラウンドの様子




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