■北海道大学 vs 北海道バーバリアンズA 2010/07/11
キックオフ 15:00  野幌総合運動公園ラグビー場
40分ハーフ

北海道大学   北海道バーバリアンズA
坂 卓磨A 森西 悠樹
山田 大志B 飯田 和孝
梅田 朋希C 樫福 宏紀
小田原 鉄兵C 辻 拓
安藤 健太A 佐々木 晴崇
吹上 理勇真C 稲垣 侑士
村上 峻C 橋本 俊市
竹原 勇樹B 平尾 和樹
阿部 雅文A 市川 実
倉西 森大B 10 ツイアラ トクマ
古井 空C 11 高野 荒平
原 佑輔B 12 オーガスト コリンズ
塩水流 大地A 13 村屋 孝雄
神田 大輔B 14 西明 剛
平松 達弥B 15 笹田 幸介
徳田 照人A 16 堀越 士史
加納 大也A 17 仲澤 一也
梶原 一光C 18 ローガン ミューア
田邉 祥平C 19 加藤 達也
及川 拓C 20 清澤 亮太
久野 祐希C 21 ジェイミー コベントリー
属 康A 22 山崎 正晴
交代

前半 14分 6→18
    21分 1→16

後半 00分 11→20
    31分 12→21
    34分 18→19(出血)
    37分 19→18
 

北大 vs バーバリアンズA
前半 後半 得点 前半 後半
T
GK
PG
DG
合計
反則 10 12








































試合経過


前半
北海道大学キックオフ

14分 北海道大学 6吹上→18梶原

21分 北海道大学 1坂→16徳田

30分 バーバリアンズ 5番反則によりシンビン

40分+1 バーバリアンズ 5番反則により退場


後半 
11古井→20及川
北海道バーバリアンズAキックオフ

06分 バーバリアンズ 10m右ラインアウトから押し込みトライ
               コンバージョンキック成功   0−7

15分 北海道大学 中央から安藤が走り徳田につなぎ、突破してトライ
             平松のコンバージョンキック成功  7−7

31分 北海道大学 12原→21久野

34分 北海道大学 18梶原→19田邉(出血による一時交代)
37分          19田邉→18梶原

40分+2分 北海道大学 2山田→17加納


<コメント>
 北海道最強を決める試合に向け北大が掲げた目標は、いつも通り「徹底したディフェンス」「サポートの完遂」「ブレイクダウンの圧倒」の3点だった。
 前半、北大はほぼ敵陣でボールを支配し、有利に試合を進めた。今期スローガン「数を増やし続ける」に相応しい献身的なサポートプレーも随所に見られた。ブレイクダウンも負けてはおらず、確実にボールをキープしていた。しかし、バーバの接点の強さや細かいミス、ラインアウトの不調によりトライにまで結び付かない場面が多く見られた。
 ディフェンスではFW、BKともに素晴らしいタックルをきめた。とくにセンター陣のタックル、FWのゴール前DFには凄まじい気迫があり、大きく強い相手に対し幾度となくピンチを凌いだ。
 後半、0−0で折り返し、退場により14人となったバーバに対し、北大は有効なアタックを仕掛けるがトライに結び付かない。先制したのはバーバで、パワー差を活かしたモールによりトライを奪った。しかし北大も果敢に攻め続け、流れながら突破を計った安藤から徳田へ繋ぎ、華麗なトライを奪う。
 結果的にスコアはそのままで同点優勝となったが、北大としては、アタック、ディフェンスともに自分達の目指すラグビーの形が見えた試合だったと思う。また、興奮しペナルティを連発するバーバに対し、終始落ち着いたプレー、態度で試合を進めたことも、試合を支配する上では非常によかったと思う。

 しかしまだ課題も残る。今回、北大は試合中のケガが多かった。生まれつきの体格差はどうしようもないが、関東へ行くにはフィジカルの強化は必須かつ急務である。
また、良いアタックを仕掛けた中でのミスも問題だ。たった一つのミスが流れを大きく変えてしまう。相手が一人少ないにも関わらずトライを取れなかったことも悔やまれる。
ディフェンス面でも、所々差し込まれ、オフロードを繋がれる場面があったが、関東ではそこを妥協しないで止めきることが求められるだろう。

 これから先この試合で良かった点をいかに磨き上げ、悪かった点をどのように修正するかが、大学選手権への鍵となるだろう。

  文責 加納大也

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