試合経過

前半

北星キックオフ

　０５分　北星　　敵陣ゴール前でターンオーバー、ハーフが走りきりトライ　G○

　１５分　北大　　中央右ラックから左に展開し阿部がゲイン、中島につなぎトライ　G○

　１８分　北大　　敵陣相手ラインアウトをターンオーバー、右に展開し鎌田がトライ　G○

　３３分　北大　　敵陣左ラックから右に展開、鎌田→加藤へつなぎトライ　G○

　３７分　北星　　自陣中央スクラムからNo.8がアタックしそのままトライ　G×



　後半

北大キックオフ

　０３分　北大　　敵陣右スクラムから左に展開、加藤→平松につなぎトライ　G×

　０６分　北大　　敵陣右ラックから左に展開、村上→小田原につなぎトライ　G○

　１０分　北星　　自陣ゴール前ラックからフランカーが飛び込みトライ　G○

　１８分　北大　　敵陣相手ラインアウトをターンオーバー
　　　　　　　　　　 左に展開しラックサイドを竹原がトライ　G○

　２１分　北大　　敵陣右ラックを左展開、平松→鎌田→阿部とつなぎトライ　G×

　２９分　北大　　敵陣ゴール前でペナルティから大井川が飛び込みトライ　G○

　３９分　北大　　敵陣右ラインアウトから左展開、村上→加藤→阿部とつなぎトライ　G○

　４０分　北大　　キックの蹴り返しから平松→笹→加藤へつなぎトライ　G×


＜コメント＞

　スコアだけ見れば大勝。しかしながら試合内容は悪かった。
 
　自分のポジションがＦＷだということもあり、ＦＷに言及することが多くなってしまうがご容赦願いたい。前節の札幌大学戦で課題に挙がったのは「ポイントサイドのＤＦ」と「前を見ながらのＤＦ」。今回の試合でもポイント周辺のクロスで何度もゲインを許した。またゴール前に攻め込まれた際には相手を見ずに足元に飛び込むタックルをかわされトライを許した（その犯人は私です。申し訳ありません）
 
　まず必要なことは内側からポジションコールをすること。そしてその役割・責任を個人個人がきっちりこなすこと。ピラーならどこを、ワンならどこを・・・という大前提があるのだからきっちり守る。
 
　またここ最近の試合を見ていて、ＤＦにおいて前に出る意識が欠如しており、あまりスクラムハーフにプレッシャーがかけられていない。そのため自由に動かれてＤＦが後手後手に回る悪循環が生まれているようにも思える。もう一度、原点に戻ろう。
 
　全体の課題としてはゴール前に攻め込んでもターンオーバーや反則、ミスなどでトライを取りきれなかったことが挙げられる。ボールキャリアーの寝方、オーバーの精度などなど・・・まだまだ向上させる必要があるし、個人個人が意識さえすれば向上できると思う。
 
　最後に良かった点をいくつか。
　バックスリーのキック処理は安定していた。今回の試合ではそこが得点源になり大いにＦＷは助かった。３人中２人が一年生という中よくやっていると思う。
 
　セットプレーが安定していた。スクラムも攻撃方向によっていろいろコントロールできたし、ラインアウトは相手ボールへのプレッシャーを上手くかけられるようになったきたと思う。
 
　泣いても笑ってもあと２試合で北海道リーグは終わり。その先に待つさらなる強敵に勝利するためにも一日一日を無駄にせずに頑張りましょう。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責：大井川　央