試合経過

　前半　北大ＫＯ

　０１分　バーバ　　久野のキックをチャージ。そのままトライ。　Ｇ○

　０８分　バーバ　　ターンオーバーからラックサイド。左展開しトライ。　Ｇ○

　２５分　北大　　　 自陣２２ｍから久野がクロスでブレイク。独走トライ。　Ｇ○

　２９分　北大　　　 自陣２２ｍから百貫がブレイク。古井にパスしてトライ。　Ｇ○

　後半　バーバKO

　０１分　北大　　　 相手２２ｍスクラムから右展開。最後は高橋がブレイクして、
　　　　　　　　　　　　そのままトライ。　Ｇ×

　０８分　北大　　　 相手のノータッチキックを古井がリターン、ゲイン。
　　　　　　　　　　 　 右展開して百貫がブレイク。トライ　G○

　１２分　北大　　　 ハーフ付近で座波がブレイク、ゲイン。ふるいにパスしてトライ。　G○

　１５分　北大　　　 センタースクラムから右展開。数度のラックを経て、
　　　　　　　　　　　　最後は中林がトライ。　Ｇ○

　１８分　北大　　　 相手ゴール前でプレッシャーをかけミスを誘う。
　　　　　　　　　　　　久野がパスをもらいトライ。　Ｇ○

　２４分　バーバ　　ハーフから右展開してブレイク。トライ。　Ｇ○

　２５分　バーバ　　北大のパスミスを拾い、そのまま走りきってトライ。　Ｇ○

　３０分　バーバ　　センタースクラムから８単でブレイク。DFライン背後にキック、
　　　　　　　　　　　　押さえてトライ。　Ｇ○

〈コメント〉

スコアを見れば完勝と言えるかもしれない。しかし、非常に集中力に欠けた試合であったように感じる。試合開始直後のチャージ＆トライに始まり(キッカーの責任ではなくブロック・フォローを怠ったため)、ノーサイド直前５分間での３トライ。特にあれだけ相手がバテていたにもかかわらず最後トライを与えてしまっては言い訳のしようもない。せっかく速い展開で外に回してBKで獲る、といういいパターンで攻撃できていたのにもったいなさ過ぎる。

数十分間にわたって行われるラグビーの試合において、ずっと集中し続けることは不可能だと思う。勝負のポイントをどれだけ見極められるかが重要なのであろう。そう考えると点差が開き、最後に気が抜けてしまったというのも仕方がないといえるかもしれないが、一戦必勝のインカレではそうはいかない。普段から危機意識を持って、プレーしなければと痛感した試合であった。

文責：小野　泰之