■インカレ 北大 vs 道都大学 06/10/15
キックオフ 13:00 月寒ラグビー場
40分ハーフ レフリー:不明
北海道大学 |
|
道都大 |
片桐 康C |
1 |
富樫 俊祐 |
山本 隼也B |
2 |
附田 智也 |
山崎 大輔B |
3 |
富沢 亮 |
井関 俊介@ |
4 |
奥村 訓久 |
大石 進太郎C |
5 |
遊佐 慶太郎 |
松川 英輔B |
6 |
寺崎 希望 |
山岸 啓輔C |
7 |
大竹 修 |
藤井 崇玄C |
8 |
河合 祐太 |
中林 包@ |
9 |
田畑 彗祐 |
中島 篤C |
10 |
坂井田 智之 |
加藤 洋介A |
11 |
福津 達也 |
○池田 哲平C |
12 |
井川 隆光 |
山崎 和彦B |
13 |
鎌田 勇志 |
田嶋 俊介B |
14 |
高橋 徹 |
福田 駿C |
15 |
内田 剛 |
大井川 央A |
16 |
加藤 大輔 |
前田 洋樹C |
17 |
大井 英俊 |
宮下 雄介C |
18 |
岡井 祐樹 |
大塚 寿貴B |
19 |
小松 翔太 |
矢野 貴大C |
20 |
山口 晶太 |
伊藤 雄B |
21 |
高橋 直敬 |
西明 剛A |
22 |
渡辺 和彦 |
北大 |
vs |
道都大 |
前半 |
後半 |
得点 |
前半 |
後半 |
0 |
2 |
T |
3 |
0 |
0 |
0 |
GK |
0 |
0 |
|
|
PG |
|
2 |
|
|
DG |
|
|
0 |
10 |
計 |
15 |
6 |
47 |
合計 |
21 |
6 |
7 |
反則 |
10 |
16 |
試合経過
前半 道都大KO
09分 道都大 ゴール前10m付近からスクラム
→8単から連続ラック→左へ展開してトライ G×
19分 道都大 ゴール前5m付近ラインアウトから内ピールを止められずトライ G×
28分 道都大 ゴール前10m付近からペナルティーでスタート
→モールを組むと見せかけ展開してトライ G×
後半 北大KO
03分 道都大 附田がハイタックルでシンビン
10分 道都大 ペナルティーゴール成功
13分 道都大 附田が復帰
17分 道都大 ペナルティーゴール成功
20分 北大 田嶋→西明
26分 道都大 福津がシンビン
31分 北大 山崎和が抜けてペナルティーを獲得
→加藤がすばやく反応しつないで最後は山岸がトライ G×
33分 北大 片桐→大井川
37分 道都大 福津が復帰
38分 北大 ペナルティーから山本がアタック、左に展開し池田がトライ G×
40分 道都大 7→22
(コメント)
前日の予報とは打って変わって、快晴の月寒。北大にとっては雨の試合にならなくて良かった。雨ならハンドリングに勝るBK、体の大きなFWがいる道都の方が断然有利であろう。
まず天気には勝った。
試合が始まると、やはり今までの相手とは全く違う道都のプレッシャーを感じた。接点での激しさ、テンポのいいAT、一人一人の判断。どれをとってみても北大より勝っているように感じた。
それでも北大はいつも以上の激しいタックルで粘りのDFを見せ、何とか相手の攻撃を防いでいた。風上の利を生かし、何度も相手陣に攻め入りもした。
しかし北大のよくないパターンが出始めた。攻め入るものの自分たちのミスからチャンスをつぶし、そしてペナルティを犯してしまう。そこからキックで自陣に入られ、ピンチになる。
それでもよくDFした。本当に我慢して耐えていた。しかし、一瞬の気の緩みから、いくつかトライを許してしまう。
一つはこちらのタックルミスからゴール直前までゲインされ、出来たラックのサイドを素早くもぐりこまれトライ。二つ目はゴール前ラインアウト、三つ目はゴール前のペナルティから、それぞれサインプレーであっけなくトライを奪われる。
DFは本当によく、大きく抜かれる場面や外が余られるという事は全くといっていいほど無かった。前半は攻撃がよくないまま0−15で折り返す。
そして後半、開始から風下の影響から自陣に貼り付けになる。しかし後半のここからが今年の北大は強かった。
魂のタックル。鬼のDF。
相手選手にシンビンが出たこともあって、何とかトライは取らせない。相手が一人少ない間に何とか攻めに転じたい。しかし、後半は少ないながらも犯してしまったペナルティからPGを狙われ、これで時間も使われ相手は15人に戻ってしまう。
でもまだまだ北大は諦めていない。時間はある。相手には疲れの色が見え始めた。北大はまだまだ走れる。ここから北大の怒涛の追い上げが始まった。
疲れからか道都はペナルティを重ねていき、それを北大は蹴らずにGO。自陣でも関係なくとにかく走ってボールを動かした。北大らしく、繋いで繋いでとにかくボースを動かし相手を走らせる。そしてその結果、ようやく2トライあげることが出来た。
しかし時既に遅し。無情にもノーサイドの笛は吹かれた。
前半開始からもっと走っていれば、前半のうちに1トライでも返せていれば、あと10分あれば。。。終わってから何を言ってもしょうがないが、そう言った悪い面も良かった面も全て含め、“北大らしい”ゲームだった。
負けはしたが今シーズンのベストゲームだった。ただ、それで満足してはいけない。次は今回以上のゲームをし、そして何より、勝利を目指したい!
文責:池田 哲平
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